自分自身がこの世界からいなくなったことを考えて、
”残されている人”をどう想って普段行動していますか。
もしくは”残されている人”のことを考えて行動されていますか。
最近、水難事故でなくなる方を目の前で目撃しました。
全くの他人の方の水難事故でしたが、今でも水面でもがき苦しんでいた姿が
数週間経過した今でもふいにフラッシュバックされます。
その場にいたのは私以外に亡くなれた方と一緒に来られていた方の50年来の幼馴染がおりました。
その場で何もできず立ち尽くすしかない状況で、
亡くなられた方の50年来の幼馴染の心中を考えると、表情を確認することもできず
胸がぐっと強く、強く締めつけられました。
亡くなられた方とその友人方々、お悔やみ申し上げます。
今回、同じような事故を防ぐためにここに記します。
できるだけ多くの方にこの記事を読んで頂きたいため、具体的な描写は記載しません。
改めて、
自分自身がこの世界からいなくなったことを考えて、
”残されている人”をどう想って普段行動していますか。
もしくは”残されている人”のことを考えて行動されていますか。
この言葉を心に持ち、常時行動頂ければ幸いです。
【水難事故の状況】
12月上旬、真鶴の地磯に釣りを目的に出かけました。
地磯の足場は防波堤などよりはゴツゴツしていますが、波がかかり滑りやすい箇所や
高さがあり落下したら危険な箇所は存在しません。磯の中では平坦で、足場の良い磯です。
7時30分頃に磯に到着すると先客が3名いました。その内一人は私が到着したタイミングで帰宅しました。
私が入りたい釣り場の隣に一人の方がおり、何時から来てるんですか? 何を狙っているんですか? 隣で釣りやらせて頂きますなど
他愛もない会話を10分程度し、その方を背中にして、釣り場に入りました。
タモなどを準備し、8時頃準備を終え釣りを始めました。釣りを始め、30分経つごろに波が高くなりはじめ、足元のくるぶしまで覆う
スパイクシューズが濡れてしまうくらい波が磯に乗り上げてきました。
9時頃、この日最大の高い波がきて、膝下程度まで濡れたため、場所を変更しようと身体を磯際方向に90度反転した時に事故現場を
目撃します。到着後、他愛もない会話をした方が、自分の着ているライフジャケットを磯際に投げ入れ、その先をを凝視すると、
磯際で海の中に落下している方が見えました。落下された方はライフジャケットを身に着けておらず、水面でパニック状態でした。
直ぐに私もかけより、持参していたタモを伸ばし、救出を心見ましたが、どんどんと意識がなくなっていき沖の方に流されていきました。
その場は友人の方に任せ、私は直ぐに119通報。現場の場所、状況を説明をし、約15分後に警察、レスキュー、他が駆けつけてくれました。
落下した方は15分後に磯際より50m以上流されており、レスキュー隊のゴムボートで、ゴムボートの上に持ち上げられておりました。
その後、実況見分を私ともう一人の方で約3時間程度実施しました。
海に落下した経過は磯際で貝取り作業しているときに高い波がきて、海に落下したそうです。
実際に落下する瞬間を目撃者はおらず、詳細は不明です。
皆さんもお気をつけください。