平成から令和に年号が変わり、2019年は年号だけでなく、働き方も大きく変わろうとしています。日本の雇用体質は”終身雇用”がスタンダードでしたが、経済連会長、そして、日本を代表する大企業からも”終身雇用”の終わりが明確に告げられました。今回は働く事に対する不安を解消し、新しい時代で生き抜く働き方術を記事にしました。
・過去、未来の働き方の仕組みが理解できる
・新しい働き方を取り入れ、今抱える不安を”精神、金銭的”に余裕を持つことができる
1.2018年までの働き方【過去】
2.2019年以降の働き方【未来】
3.産業革命、情報革命を経た人の”考え方の変化”
4.具体的な新しい時代の働き方【リガレント教育を取入れる】
5.まとめ、次回up予定の内容
短い言葉で表すと、”長時間労働””年功序列””収入は右肩上がり”これが過去の2018年までの働き方です。ものが足りず、作れば売れる時代。最高の時代ですよね笑
情報革命、産業革命が近年起こり、過去の延長では通用しない時代に突入してきてます。冒頭でお伝えした通り、”終身雇用”が終わりが正式に告げられました。
”終身雇用”の終わりは派遣他の非正規社員拡大により、10年前より徐々に進んできてました。現状非正規社員(パート、バイト、派遣)の割合はなんと4割です。
これは企業の体力が落ちている事を意味します。過去は企業に従業員を守る体力に余裕がありましたが、今は企業自身を守るための体力しか残されておらず、従業員を守る体力が失われてしまってます。そのため、会社勤めをしている人に、昔のような”終身雇用”の安心感はなく、日々不安感を持ちながら会社勤めをする必要があります。つまり、昔の働き方から脱却しない限り右肩上がりに不安感は増幅していきます。”不安感”は見通しが立たない対象に関しての感情であり、具体的には将来、お金、家族、健康、人間関係と仕事以外にも多岐に渡る対象から発生する感情です。現状の働き方を継続すれば右肩上がりに不安がプラスされ、肉体、精神的に追い込まれていくことは容易に想像がつきますよね。
この裏付けとして、精神疾患の患者数の増加データです
データが古いですが平成11年は200万人だったのが10年後には1.5倍の300万と急激に増加しています。精神疾患の患者数が増えると労働人口が減り、更に医療費がかさみます。この状況を改善するために2019年4月より働き方改革がスタートしてます。
前述の通り、2019年4月より日本政府主導で働き方改革がスタートしました。
働き方改革の要点は
①長時間労働をさせない
②副業、兼業など柔軟な働き方の推進
③介護、病気と仕事のできる環境整備です。
つまり、量的拡大でなく、質的向上を社員をフリーランス化を目指す改革である。
フリーランスは自己責任が原則であり、仕事を自分で決める自由がある。
”製品に対する考え方の変化”
工業革命によって拘りの職人製品は減り、コストを抑えた単純製品が増えました。
農業に置き換えて分かり易く説明をすると、昔は手作業で畑を耕し、手作業で収穫し、各自で運搬作業を行っていた。工業革命後はトラクター、自動収穫期、共通化された配送方法により大量に収穫をすることができ、コストを大きく抑える事に成功した。
工業革命では効率化とコスト低減がものづくりの第一の考え方であった。
情報革命は、情報力とオートメーション化(自動化)、により更にコスト低減と製品サイクルの短縮化が進みました。産業革命のものづくりでターゲットにされた考え方は人件費削減です。情報革命により、オートメーション化が進み、ロボットは労働者から単純作業を奪いました。製造業、非製造業問わず、頭を使わない単純作業は情報革命によって消滅してきています。
2019年以降の大事なポイントしてはオートメーション、情報をマネージメントする能力が一番大事になります。過去は人のマネージメントでしたが、今はロボット、情報のマネージメント能力が必須です。
リカレント教育とは社会人の学び直しのことです。企業が社員に対して行う教育の投資は
90年代以降減少傾向にあり、自分自身で教育に投資を行う必要があります。
今後のオートメーション化、情報 進歩は早く、人材育成を企業のみで行うことには限界です。自分自身で学び直しを行い、自らが主体的にキャリアを形成していくこ との重要性は高まっていことは必須です。
【リガレント教育の効果】
リガレント教育を行った人の1~3年後の年収の変化を調査をしたデータがあります。
1年後には有意な差はみられないが、2年後では約10万円、3年後では約16万円と効果が表れた。効果はすぐには年収には結びつかないが、効果が高い事はわかる。
【リガレント教育各国の状況】
日本の割合は2.4%。英国の16%。アメリカの14%。OECD平均の11%と比較して大きく下回っており、データ採取した28 か国中で最も低い水準となっている。以上の結果より、現状としては、他国と比較して大学等に戻って学び直 すという習慣が定着していないことがわかる。
【リガレント教育のまとめ】
日本では2.8%しか行っておらず、行う事が約3%内に入ることができる。
年収も年々月1万程度拡大していく。
お薦めはロボット、情報の勉強がお薦めです。
2019年以降の大事なポイントしてはオートメーション、情報をマネージメントする能力が一番大事になる。
【リガレント教育の効果】
2年後では約10万円、3年後では約16万円 年収が上がる。
【リガレント教育各国の状況】
日本の割合は2.4%。英国の16%。アメリカの14%。OECD平均の11%と比較して大きく下回っている。
【次回up予定の内容】
リガレント教育具体例と今後学ぶべきことについてupします。