1.構想設計とは?
2.構想設計考え方
3.構想設計手順は?
マーケティングの結果仮決定されたデザイン、製品性能、サイズを具現化する工程です。
技術を担当者にとっては一番やりがい、楽しさを感じることができます。
構想設計の理想は”フロントリーディング”です。フロントリーディングとは前工程で問題点を潰し、後工程に問題点を残さないことです。身近な例で言い換えますと、小学生時代の夏休みの学校の宿題です。前半で宿題を終わらせれば終わらせただけ後半が楽になりますよね。構想設計も同じです。出来るだけ早い時期に問題点を潰していく作業が大事です。夏休み後半になって宿題を取組んで、もう、時間がないから、とりあえず終わらせた!って経験は皆さんありませんか?私はあります笑
この考え方では取組に対して”妥協”、が付加されてしまってます。これでは品質に問題が発生してしまいます。後工程で苦しまないために、妥協をしないために
構想設計は”フロントリーディング”の考えを大事にしてきましょ。
※おおおまかでOKです。コストはまず考えずに実現できる構造を考えます。加点方式。減点方式この二つの思考方法があります。”ポジ、腹案思考”が大事です。加点方式:ポジティブ思考 減点方式:ネガティブ思考。構想設計での一番のネガティブ要素は何か?それはコストです。コストがあることが材料、構造で大きな制約が生まれ、ネガティブ思考に陥りやすいです。前述の通り、構想設計は技術担当者にとっては一番楽しい工程です。まずはコスト要素を分割して、構造実現する事を第一に考えて取り組みましょ。
(1)どの情報を元に判断をするか。
①製品性能、サイズの情報、製品の特長⇒部品点数は何部品になりそうか?
②製品性能、サイズの情報、製品の特長⇒各部品の材料は?
③新規材料、新規の構造であるか?
④過去使用した材料、構造であるか?
※③と④の仕分け作業は大事になります。
(2)カタログ値確認
・仕様温度範囲に適する材料か?
・規格の希望するサイズはあるか?市場の流通量確認。
(3)机上計算
フリー設計ソフト
・撓み計算
・梁の計算
↓
(4)構想試作
目的:全体的なイメージの把握、構想と現品の差の検証
↓
(5)原理試作
目的:①新規の構造がイメージ通り動作するか?
↓
(6)試験評価用試作
目的:実際に評価。組立ST値検証
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