皆さんこんにちはネイチャー2号です。情報化社会になり、カメラが生活の一部になりました。日常を記録したり、仕事用に画像を加工したりと身近に”画像”という言葉があります。ところで”画像”という言葉よく理解してますか?”画像”の種類の選択を誤ると視認性が落ちたり、データ容量が重く開くまでに時間がかかたり、メールが送れなかったり、色々と損をします。
今回の記事はその困りごとを解決する記事になります。
・画像の単位に対する拒否反応がなくなる
・プレゼン用の資料、メールに添付する資料、SNSに投稿する写真など
綺麗でかつ容量が小さい画像を選択できる
・TPOに合わせた画像のデータ形式を選択できる
1.”画像”を理解する上で必要な用語集
2.データの形式?拡張子とは?
3.画像は2種類しかない
4.拡張子の種類
5.まとめ、次回up予定の内容
◆B(バイト)とは?
量を表現するのには必ず単位があります。長さであれば㎜、㎝、m。重さであればg、kg、tがよく使う単位です。情報化社会が進み最近、画像の容量を表す単位としてB、KB、MB、GBって耳にしませんか?
1B(バイト)=8bit(ビット)です。???ですか笑
これは考える必要はなく、決まり事ですので、そうなんだあ~と思って下さい。
データ量の最小単位には bit(ビット)があります。
1 bit の場合:「ON・OFF」「Yes・No」など2通りの情報を扱えます。
2 bit の場合:「強、中、弱、最弱」など4通りの情報を扱えます。
データ量の計算は「2進数」を用います。
2進法というのは「0」と「1」の2つの数字だけで表します。日常で使用使用しているのは10進法です。「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」
の組合せで表します。
10進法、2進法で表す場合を下記表に纏めました。
十進法 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
2進法 |
0 |
1 |
10 |
11 |
100 |
101 |
110 |
111 |
1000 |
半角英数文字のことを「1バイト文字」と呼びます。
この理由は半角英数文字を扱える 8 bit が 1 byte(バイト) と決められているかからです。
◆「dpi」って何?
画像のきめの細かさを表現する単位です。きめが細かくなると数値は大きくなっていきます。「dpiは (Dots Per Inch)」の略であり、1インチにいくつのピクセル(※画像を構成する1個1個の画素のこと)が入っているかをあらわした数値です。「100dpi」なら、1インチの中に100個もの画素が入っているという事になります。
ネイチャー2号雑学
ヤード・ポンド法の長さの単位:1インチ
⇒ヤード・ポンド法を採用しているのは3ヵ国だけです。
メートル法の長さ単位:1㎜
⇒ほとんどの国でメートル法を採用してます。
1インチ=25.4㎜です。
インチは、男性の親指(爪の付け根部分)の幅に由来する。
古代ローマで、12等分した長さが1インチとされた。
インチ (inch) という言葉の語源は、ラテン語で「12分の1」を意味する
uncia(ユンチェ) です。親指の幅であることから「親指幅」とも呼ばれてました。。
画像の密度のことをを解像度と言います。
一般的な解像度の考え方
ホームページなら72dpi 白黒印刷なら150dpi
カラー印刷なら300dpiです。
日常生活で良く使用する画像のデータ形式は「GIF」「JPEG」「PNG」の3つです。データ形式とは画像を保存するファイルの種類のことです。ファイルの種類は拡張子と呼ばれ”ファイル名”の最後尾の.から後ろの文字列を拡張子と呼びます。拡張子は視認性向上目的しても有効であり、ファイル名称を確認すれば、どのデータ形式であるか一目で確認することができます。
データの解像度のランク
優れる⇔悪い
GIF<JPG<PNG
・ベクター画像(拡大してもボケない画像)
点を繋いだビットマップ画像とは違い、
図形の拡大や縮小などを行っても、画像がボケない。
・ビットマップ画像(拡大するとボケる画像)です。
点の集まりで表現される画像。拡大すると点自体も拡大されるため、
曲線部分にジャギーと呼ばれている”ギザギザ”、”カクカク”が出てしまう。
◆GIF(Graphics Interchange Format)
呼び方:「ジフ」や「ギフ」と呼ばれています。
使える色:256色(8bit)
特徴:パラパラマンガ程度であればアニメーション化することができる
デメリット:256色しか使えない。色数が増えるよ容量が大きくなる。
向いている対象:単色系のロゴや簡単なイラスト
不向きな対象:風景写真やカラフルな色の変化がある画像
◆JPEG(Joint Photographic Experts Group)
呼び方:「ジェイペグ」と呼ばれてます。
使える色:約1,677万色(24bit)
特徴:GIFで使える色数が少ないと開発されたデータ形式です。
デメリット:単純画像。色数が増えると容量が大きくなる。
向いているた対象:風景写真やカラフルな色の変化がある画像
不向きな対象:平単純画像のロゴ画像やイラストは、境界線にモスキートノイズ
とよばれる現象がおき、見栄えが悪くなる場合がある。
◆PNG(Portable Network Graphics)
呼び方:「ピン」や「ピング」と呼ばれています。
使える色:約280兆色(48bit)
特徴:GIFが特許問題で使用制限がかかったために開発された画像フォーマットで
画像圧縮させても画像劣化がないのが特徴です。使える画像も48bit(約280
デメリット:アニメーションが標準で実装されていない。
色数は多いが画像圧縮の効率が落ちる
B(バイト)とは:画像の容量を表す単位です。
1B(バイト)=8bit(ビット)です。
dpi(ディピーアイ):画像のきめの細かさを表現する単位です。
画像の密度のことをを解像度と言います。
一般的な解像度の考え方
ホームページなら72dpi 白黒印刷なら150dpi
カラー印刷なら300dpiです。
データ形式の種類
◆GIF(Graphics Interchange Format)
呼び方:「ジフ」や「ギフ」と呼ばれています。
使える色:256色(8bit)
特徴:パラパラマンガ程度であればアニメーション化することができる
◆JPEG(Joint Photographic Experts Group)
呼び方:「ジェイペグ」と呼ばれてます。
使える色:約1,677万色(24bit)
特徴:GIFで使える色数が少ないと開発されたデータ形式。
◆PNG(Portable Network Graphics)
呼び方:「ピン」や「ピング」と呼ばれています。
使える色:約280兆色(48bit)
特徴:GIFが特許問題で使用制限がかかったために開発された画像フォーマットで 画像圧縮させても画像劣化がないのが特徴です。
【次回予告】
TPOに合わせたデータサイズと加工法に関してUP致します。